欅坂46のイメージカラーが緑になった理由
2015/11/04
出典:欅坂46公式ホームページ
欅坂46といえば、イメージカラーの緑もそろそろ定着してきたのではないでしょうか?
鳥居坂という名前から欅坂へと変わった直後は、イメージカラーも黒だったり、オレンジだったり、金色だったり、様々な憶測が飛び交っていました。
正式に公式ホームページがオープンしてからは、ロゴタイトルが緑で作られ、初の制服衣装も緑のカーディガンで統一され、きちんとイメージカラーとして定着してきたように思います。
しかし、欅坂46のイメージカラーがどうして緑になったのか、その理由を考えたことはあるでしょうか?
調べてみると、実はこれにはきちんと理由があったみたいなんです。適当に決めたわけではなかったんですね(笑)
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そのヒミツは、乃木坂46のイメージカラーにあった
欅坂46のイメージカラーを語るには、まずは乃木坂46のイメージカラーを語らなくてはなりません。
乃木坂46のイメージカラーといえば「紫」。これはもう皆さんご存知ですよね。紫という色は古くは高貴な色として、位の高い人を表す色としても使われていました。
高貴で、上品で、優雅なこの色は、乃木坂46のメンバーを現すのにふさわしい、ピッタリな色であると言えます。
そして、欅坂46のイメージカラーは「緑」。若々しく、爽やかでフレッシュなイメージのこの色ですが、乃木坂46のイメージカラーの「紫」と、ある関連性があったんです。
その関連性にこそ、欅坂46のイメージカラーが緑になった理由が隠されていました。
「緑」は「紫」の補色である
皆さんは、「補色」という言葉をご存知ですか?Wikipediaによると、次のように説明されています。
補色(ほしょく、英: complementary color[1])とは、色相環 (color circle) で正反対に位置する関係の色の組合せ。例えば、「赤 / 青緑」「紫 / 黄緑」「黄色 / 青紫」など(これは一般、もしくはCMYKの場合)、相補的な色のことでもある。余色、対照色、反対色ともいう。
wikipedia内「補色」ページより引用
この説明だけ見るとなんだか難しく感じるかもしれませんが、次の画像を見ると分かりやすいかと思います。
出典:wikipedia「色相環」
先ほどの説明の中にあった「色相環」というのがこの画像です。この円で正反対に位置する色が、その色の「補色」ということになります。
乃木坂46のイメージカラーである「紫」の反対側、つまり「補色」を見てみると、欅坂46の「緑」になっているのがわかると思います。
補色の持つ性質
そして補色には、次のような性質があります。
補色同士の色の組み合わせは、互いの色を引き立て合う相乗効果があり、これは「補色調和」といわれる[2]。
wikipedia「補色」ページより引用
つまり、お互い補色関係にある「緑」と「紫」というのは、それぞれを最も引き立ててくれる色なんです。
欅坂46と乃木坂46も、「補色調和」による効果と同じように、お互いを引き立て、相乗効果で成長して行って欲しい。
欅坂46の緑には、そのような願いが込められていたんですね。
まとめ
欅坂46のイメージカラーが緑になった理由は、乃木坂46のカラーである紫とお互いが引き立て合い、相乗効果が生まれる色だから、だったんですね。
いつか二つのグループが並んだ時も、どちらが良いとかではなく、それぞれがより輝けるような良い関係を築いて行って欲しいと思います。
欅坂46も乃木坂46も、お互いの存在が良い意味で刺激となり、切磋琢磨してさらに成長して行って欲しいですね!