「欅(けやき)」の漢字の正しい書き方、書き順を勉強しよう
「欅(けやき)」という漢字、さすがに皆さんはもう読めるようになりましたよね。
しかし、何も見ずに正しく書くことは出来ますか?
ほとんどの人はあまり自信がないのではないでしょうか。このブログを運営している管理人でさえ、正直自信がありません(笑)
それもそのはず、「欅」という漢字は漢字検定1級で出題される難読漢字。普通に日常生活を送っているだけでは、まず書く機会は無いはずです。
しかし、欅坂46の誕生で、これからはテレビや雑誌などでも目にする機会が増えるかと思います。欅坂46ファンであれば、実際に書くこともあるでしょう。その際に、スラスラと「欅」という漢字を書くことが出来れば、なんだかカッコイイですよね。
今回は、「欅」という漢字の正しい書き方、書き順をわかりやすく画像付きでご紹介したいと思います!
スポンサーリンク
「欅」正しい書き順
まずは、正しい書き順です。分かりやすい画像がありましたので、下の画像を見ながら実際に紙に書いてみましょう。
漢字書き順・筆順(書き方)無料辞典様から引用
画数も多く、かなりややこしいですよね。
ポイントは右上の部分です。興味の「興」とよく似たつくりですが、「興」は左側から書き始めるのに対し、「欅」の右上部分は中央から書き始めます。
この点に気をつけて、しっかりと正しい書き順まで覚えておきましょう。
よく似た漢字
ちなみに、よく似た漢字に「襷」というものがあります。パッと見ただけでは間違えてしまいそうですね。
こちらは「襷(たすき)」と読みます。肩から斜めにかけるアレです。駅伝等でも使われるので皆さん馴染み深いと思います。
「襷(たすき)」は左側の部首が「ころもへん」、「欅(けやき)」は「きへん」になっています。間違えて「襷坂(たすきざか)」にならないようにしましょう!
豆知識・「欅」の成り立ち
「欅」の右側は「擧(きょ)」という漢字です。「手を挙げる」の「挙」の旧字で、「両手を揃えて頭上に持ち上げる」という意味があります。
「きへん」+「擧」で、両手をいっぱいに広く突き上げたような形に枝が伸びる木をあらわしており、欅の木の姿を見事に表現した漢字となっています。
最後に
今回は、「欅」という漢字の正しい書き方についてご紹介しました。
欅という木は、古くから日本建築や家屋はもちろん、国家的に重要な神社仏閣などの建築にも使用された、大変優れた建材です。
木目が美しく、磨き上げると見事な光沢を生じ、木の個性によって赤や黄色など、様々な色合いに紅葉し、秋の紅葉の時期には目の保養としても好まれた木です。
欅坂46のメンバーも、そんな欅の木のように育っていって欲しいですね!