欅坂46デビューカウントダウンライブ潜入レポート 圧巻のパフォーマンスで伝える「大人たちに支配されるな」
欅坂46にとって初の、そしてデビュー前最後の単独ライブ「欅坂46デビューカウントダウンライブ」。
急遽販売が決まった当日券も早々に売り切れ、超満員となった東京国際フォーラムですが、もちろん管理人も参加してきました。
今回は、そのデビューカウントダウンライブの様子をレポート。彼女たちが魅せてくれたパフォーマンスは、まさに圧巻の一言でした。
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会場は超満員。祝花や美術部の作品も展示
当日、会場となった東京国際フォーラムにはおよそ5000人のファンが押し寄せ、会場内も、外も、多くのファンで埋め尽くされていました。
また、1000円というチケットの安さから空席も心配されていましたが、見渡す限りほとんどすべての席が埋まっていたように感じます。
さらにロビーには、ファンからの祝花や、「おもてなし会」で美術部+書道部が描いた作品も展示されていました。
↑「おもてなし会」で小池美波・佐藤詩織・尾関梨香が描いた作品たち
↑ファンからの祝花。「菅井友香様 学習院OB・OG一同より」なんてものも(笑)
期待を超えるパフォーマンスで観客を5000人の観客を魅了
開演の時間になると、BGMの洋楽のボリュームが上がり、照明が落とされます。モニターには舞台袖で待機するメンバーたちの様子が映し出され、一人一人インタビュー。
そして恒例の円陣では、「謙虚、優しさ、絆、キラキラ輝け欅坂46」のメンバーの掛け声に合わせ、5000人の観客も一緒になって叫びます。
センターである平手友梨奈と、一人舞台袖に残される長濱ねるが抱き合っていたのが印象的でした。
メンバーがスタンバイすると、六本木けやき坂通りを走りだす平手友梨奈の映像と共にovertureが流れ出し、会場の興奮は一気に最高潮へ。
デビューシングルの表題曲「サイレントマジョリティー」からいよいよライブがスタートします。
デビューカウントダウンライブセットリスト
00 overture
01 サイレントマジョリティー
MC
自己紹介リレー
02 キミガイナイ
MC
03 山手線
04 渋谷川
MC
05 乗り遅れたバス
MC
ダンスパート
06 手を繋いで帰ろうか
MC
EN サイレントマジョリティー
曲の間のMCパートでは、メンバーが7人ずつ登場し「デビュー後にやりたいこと」についてトーク。齋藤冬優花は「ダンスを武器に出来るグループにしたい」、渡邉理佐は「バンジージャンプをしてみたい」など、それぞれ個性のある決意表明を行いました。
それぞれの楽曲についての感想を書くと長くなりすぎるので控えますが、どの曲も期待を超えるパフォーマンスで、5000人の観客を魅了していました。
終演後はメンバー全員でお見送り
またライブ終演後には、メンバー全員揃ってファンをお見送り。握手やハイタッチなどは禁止でしたが、メンバーの前をかなり近い距離で通るので、一言二言くらいなら会話も出来そうでした。
ただ、5000人がお見送りされるので、最終グループが会場を出たのは21時50分になってしまったようです。ライブ1時間20分に対し、お見送りだけで1時間50分もかかっていたことに。
拡大スペシャルがTBSチャンネル1で放送決定
また、今回のライブの舞台裏なども含めた拡大スペシャルが、TBSチャンネル1にて4月16日(土)19:30~放送決定しました。
生中継が80分だったのに対し、拡大スペシャルの放送時間は100分ということで、リハーサルやレッスンの様子など、舞台裏の映像も見られそうです。
参照:スカパー!
「大人たちに支配されるな」欅坂46の強い意志を感じたライブ
今回のデビューカウントダウンライブ。正直言って、欅坂46の事を舐めていたかもしれません。
つい数ヶ月前まで普通の女の子だった彼女たち。歌やダンスのパフォーマンス面にはそこまで期待をしていませんでした。
しかし彼女たちは、”新人アイドル”でもなく、”乃木坂46の妹分”でもない、自分たちの、”欅坂46のパフォーマンス”を見せつけてくれたのです。
そこには「まだデビュー前だから」「これから成長するから」などという甘えは一切ありません。自分たちの出来る最高のパフォーマンスで観客を驚かせてやろうという気迫が、確かに感じられました。
センターの平手友梨奈は、以前のインタビューでこう語っています。「先輩の乃木坂46とは違う、自分たちの色を出したい。」
歌やダンスも、スキルだけで言えば先輩アイドルには遠く及ばないでしょう。しかし、周りの大人たちからのプレッシャーをはねのけ、自分たちの色を、想いを、そのパフォーマンスで届けてくれました。
「大人たちに支配されるな」
今回の欅坂46デビューカウントダウンライブは、まさに、デビューシングル「サイレントマジョリティー」に込められたメッセージを体現したライブだったと言えるのではないでしょうか。
欅坂46がこれからどんなストーリーを紡いでいくのか、今から楽しみで仕方ありません。